今回は弊社にとって嬉しい出来事がありました。2人目の介護保険利用の卒業(自立)される方が出ました!利用しているご本人の許可を頂き、インタビューを通じてご紹介をさせて頂きます。

※お名前や特定される個人情報等は差し控えさせて頂いております。

生活保護を抜ける!チャンスを掴みとった!社会復帰!

絶望の日々

パーキンソン病と診断され、その後も宿命と受け止めつつも人生の絶望を感じていました。※のちにパーキンソン症候群だと判明

元同僚から連絡

以前仕事を一緒にされていた方から電話がきていたのですが、当時は気分が乗らず連絡するのをさけていました。

転機

薬の投薬調整により、身体が良くなり生活を取り戻してきたところ、まだ不安が残っていました。ふと目を向けたテレビにはバレーボール選手の世界選手権の風景が写っている。

「なんて生き生きとしているんだ。」

「こんなんじゃ、何も変わらない。」

「もう一回俺も。」

チャンスをつかみに

手に取った携帯電話には元同僚の名前

迷いなく連絡をとっていました。

 

「Aさん、連絡待っていました。是非うちに来てください。Aさんの経験、知識が会社に必要です。」

 

その言葉を聞き、力がみなぎってきたのが分かりました。

今、将来の不安を持った方や障害、病気を持った方へのメッセージ

「人生にもって生まれたもの」

それは変えられない。

宿命だと思ってあきらめていた。

考えてもどうしようもない

だが、前向きな気持ちが大事。

後ろ向きでいてもだめ。

何でも頑張ってやれば

何か道が開けるのでは?

最後に

訪問介護を利用して約3年が経ち、ご本人の葛藤、不安、身体の変化などの状況を側で見ていきました。

正直なところ、ここまで状況が好転するとは予想ができていませんでしたが、

ご本人の「必要とされている!」と実感されている表情や前向きな発言を忘れる事ができません。

そうさせたのは元同僚さんがひたむきな仕事の状態をみていたからこそ、必要と感じ、声を掛けてくださったのだと思います。

それに応えたご本人には盛大に送り出したいと思っています。

ただ、無理だけはしないで欲しいです。

1人ではありません。

まとめ

人生の主役はその人自身のもので、誰にも代われないものです。

アリスの介護の理念である、「ご利用者の目標達成の為に私達アリスの介護は寄り添って参ります」

私達はこれからもその方々のしたい、やりたい、実現できるようにお力添えができればと考えています。

最後までお読みいただきありがとうございます。