こんにちは。更新が遅れしまいました(+_+)
先日行われた説明会についての投稿となります。
<かわさき福寿健幸プロジェクト説明会>
これは川崎市の独自に取り組んでいる、要介護の改善・維持に積極的に取り組む事業所にインセンティブを与えるというものです。
現在の国の制度では適切なケアによって改善した場合には介護サービス事業所の報酬が少なくなるという問題がある為、昨年から参加を呼びかけ、246事業所が参加をしています。今回、第2期の募集が始まり、弊社でも検討しています。
<自立支援介護の実践についての講演会>
施設内おむつ0(ゼロ)を実現をした渋谷区にある社会福祉法人正吉福祉会 杜の風・上原 特別養護老人ホーム正吉苑 施設長の齊藤さんから自立支援介護の実践について、非常に興味深い話を聞きました。
この施設では寝たきりの利用者様であっても入所したら、オムツを外しもらうそうです。
施設経験者であれば、ゾッとするかもしれませんが、とにかく凄いのが徹底してオムツは購入せず、トイレでの排泄をうながすという所です。
結果、何が起きたかというと排泄の成功により利用者様の自信につながり、ADLの向上、そして介護職員の意識が変わることにより、専門機関との連携強化につながり自信とやりがいが生まれたのです。
おむつ代、ゴミ処理代のコスト削減や地域への評判もあり、経営は健全化されているようです。
こういった取り組みを他でも行えていけばよりいっそう豊かな社会を生み出せそうです♪
★まとめ
・自立支援の介護は利用者様の自信につながり、介護職員の専門性の向上につながりモチベーションアップにつながる。
・介護が必要になる原因を究明。利用者様の課題を分析して、根拠のあるケアを心掛ける。
・4つの基本ケアを意識して働きかける
①脱水→1日1500ml水分補給 ※導入しやすく取り組みやすい!利用者様の変化が出やすい!
②低栄養→1500kcal 栄養摂取
③排便困難→生理的、規則的排便
④寝たきり、運動不足→歩行を中心とした運動量の確保
※写真は説明会時に配布された物を添付しております。